接続する前に
知っておきたいこと。
AIにできること、Tailscaleの接続方法、Proの機能、データの行き先について。
01Termindでは何ができますか?
TermindはAIを活用するリモートワークスペースです。必要なコマンドを言葉で伝えたり、AIアシスタントに問題の調査やサーバー操作を依頼したり。そのまま同じアプリでSSH、Telnet、SFTP、リアルタイム監視を使って作業を続けられます。AIは作業を支援し、モデル、権限、進め方はあなたが決めます。
02AIアシスタントとコマンド生成の違いは何ですか?
コマンド生成は「コマンドを書いてほしい」ときの機能です。必要なことを説明し、結果を確認してから実行するかを決めます。無料で使え、勝手にReturnキーを押すことはありません。
AIアシスタントは、サービスの確認、ログの読み取り、設定した権限でのコマンド実行やファイル操作など、複数手順の作業に対応します。Pro機能で、スキル、ウェブ検索、リモートMCPツール、Hermes Memoryも活用し、提案だけでなく作業の完了を支援します。
03Hermes Memoryとは?毎回同じ説明が必要ですか?
Hermes Memoryを使うと、AIアシスタントが作業の進め方や環境の情報など、有用な背景や好みを会話をまたいで保持できます。必要に応じて保存済みの記憶や過去のチャットを検索するため、同じ背景を繰り返し説明する手間を減らせます。
初期設定ではオフです。記憶はこのデバイスに保存され、iCloudでは同期しません。いつでも確認、編集、エクスポート、全削除ができ、自動学習もオフにできます。自動学習には追加のAPI利用料がかかる場合があります。
04AIが確認なしでコマンドを実行することはありますか?
選択した権限によります。コマンド生成はコマンドを実行しません。AIアシスタントはツールポリシーと権限モードに従い、承認が必要な操作はユーザーによる確認、または安全性を審査するモデルに回せます。「完全アクセス」では毎回の確認なしに操作できます。特に本番サーバーで使う前には、アクセス範囲を確認してください。
05AIの利用には自分のAPIキーが必要ですか?
はい。Termindは自分のキーを使うBYOK方式です。モデルのエンドポイント、モデル、APIキーを設定してください。Chat Completions、Responses、Messages、generateContentの各プロトコルに対応しています。Termindアカウントは不要です。Proに第三者モデルの利用料は含まれず、AIプロバイダーから別途請求されます。
06AIなしでもTermindを使えますか?
もちろんです。SSHとTelnetのターミナル、SFTPファイル管理、スニペット、ポート転送はAIキーなしで使えます。AIアシスタント、Hermes Memory、ウェブ検索、MCP接続は任意なので、必要なものだけ有効にしてください。
07Mac、iPhone、iPadで機能は同じですか?
TermindはmacOS 15、iOS 18、iPadOS 18以降に対応しています。いずれもSSH、Telnet、SFTP、サーバー監視、AIアシスタント、内蔵Tailscaleが利用でき、一部の機能にはProが必要です。Macではシリアル接続、マルチペイン、一括入力も無料です。内蔵MCPサーバーにはProが必要です。iPhoneとiPadでは、各ワークスペースにSSH、Telnet、SFTPのいずれか1セッションを開きます。
08サーバーに何かインストールする必要はありますか?
Termindのエージェントや常駐デーモンは不要です。通常の接続には動作するSSHまたはTelnetサービスが、ファイル管理にはSFTP対応が必要です。内蔵Tailscale経由で接続するには、サーバーでTailscaleを実行し、Tailscale SSHを有効にしてください。任意のSSHシェル統合は現在のシェルセッション内だけで動作し、切断後にバックグラウンドプロセスを残したり、シェル設定ファイルを書き換えたりしません。
09Tailnetに接続するには?Tailscaleアプリは必要ですか?
内蔵TailscaleはTermind Proの機能です。このデバイスに別のTailscaleアプリを入れたり、システムVPNを設定したりする必要はなく、Termindがアプリ内で接続します。
Vaultでグループを作成または編集し、Tailscaleを有効にして、ブラウザでログインするかAuth Keyを入力してからグループを保存します。検出したTailnetデバイスがそのグループに表示されます。グループごとに異なるTailnetへ接続することもできます。
接続先でTailscale SSHが有効になっており、接続に使うユーザー名がTailnetのアクセスポリシーで許可されている必要があります。その後、SSHターミナルやSFTPを利用できます。デバイス詳細にはオンライン状態、MagicDNS名、Pingの遅延も表示されます。Tailnetのログイン状態は現在のデバイスだけに保存されるため、別のデバイスでは再ログインが必要です。
10無料で使える機能とProの違いは?
基本のSSH、Telnet、SFTP、ターミナルからのアップロード、スニペット、コマンド生成、ポート転送は無料です。Macのシリアル接続、マルチペイン、一括入力も無料。サーバーへの接続や少量のファイル転送なら、すぐに使い始められます。
Proでは内蔵Tailscale、SFTPとMacのポート転送の複数接続による高速化、任意のHermes Memoryに対応するAIアシスタント、4台以上のサーバー監視、リモートMCPクライアント、Vault・メトリクス・設定のiCloud同期、Macの内蔵MCPサーバーが使えます。基本のファイル転送とポート転送、複数セッション、複数の転送ルールは引き続き無料です。年間プランと買い切りを選べ、どちらもファミリー共有に対応します。第三者AIの利用料は別途かかります。
11パスワードとSSH秘密鍵はどこに保存されますか?
ホスト情報とは別に、Appleのデータ保護キーチェーンに保存します。パスワードとソフトウェアSSH秘密鍵は、このデバイスのみに保存するか、iCloudキーチェーンで同期できます。Secure Enclave秘密鍵はエクスポートも同期もできません。SSH秘密鍵をチャットのコンテキストとしてAIモデルへ送信することはありません。
12デバイスを変えると、何が引き継がれますか?
ProのiCloud同期を有効にすると、Vault、メトリクス設定、各種設定を同期できます。ホスト、スニペット、ポート転送、監視レイアウト、ターミナルの外観、接続設定、AIモデル、MCPクライアント、スキル、ウェブ検索設定が対象です。接続設定にはSSH Max Sessionsとファイル転送の同時実行数も含まれます。同期するカテゴリは選択できます。
設定の同期を有効にすると、AI APIキーとリモートMCPクライアントのトークンはiCloudキーチェーンで同期されます。チャット、Hermes Memory、リアルタイムのメトリクスサンプル、接続状態は同期されません。Mac内蔵MCPサーバーの設定とトークンも、そのデバイスに残ります。
13AIや記憶機能を使うと、何がモデルに送られますか?
Termindは選択したAIプロバイダーへ直接接続し、Termindが運営するAIサービスを経由しません。リクエストには、メッセージ、添付ファイル、セッションのコンテキスト、読み取りを許可したコマンド出力やファイル内容が含まれる場合があります。データの取り扱いと保持には、提供者のポリシーが適用されます。
記憶をローカルに保存することは、記憶がデバイス外に送られないという意味ではありません。有効にすると、検索した記憶やチャットの抜粋をコンテキストとしてモデルへ送信する場合があります。自動学習では、関連する会話の内容と選択した既存の記憶も、設定した学習用モデルへ送信します。その提供者と共有してよい情報だけを保存してください。
ウェブ検索は設定でオフにできます。有効な場合、検索クエリと選択したページ内容が検索サービスやAIプロバイダーへ送信されます。データの流れの詳細はプライバシーポリシーをご覧ください。
14どこでサポートを受けられますか?
サポートページ、または[email protected]へご連絡ください。試した操作、起きたこと、デバイスとOSのバージョンをお知らせください。スクリーンショットやログを共有する前に、パスワード、鍵、ホストアドレスなどの機密情報を取り除いてください。